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ガードレールと接触した単独事故(トラブル)対応事例
ガードレールと接触し、車両が損傷してしまったケースについて、事故発生から保険金のお支払いまでの流れをご案内します。
事故(トラブル)の状況
Aさんは住宅地にある交差点を右折しようとしたところ、走行してきた子供の自転車に気を取られたため、交差点を大回りしすぎてガードレールに接触してしまいました。自分の車の左前方(バンパーとフェンダー)にキズがつきましたが、幸いガードレールに目立ったキズはなく、ケガ人もいませんでした。
- 補償内容
車両保険(一般タイプ):100万円(免責金額5万円)
レンタカー費用特約:加入なし
対物賠償保険:無制限
三井ダイレクト損保への連絡
Aさんは三井ダイレクト損保に電話し、事故状況と自分の車のキズについて伝えました。
その後、三井ダイレクト損保の事故担当者から連絡があり、詳しい状況確認や今回補償される内容や保険金支払いまでの流れ、3等級ダウン事故となり次年度の保険料がアップすること等の説明がありました。
Aさんは修理中に代車が欲しいと担当者に相談したところ、車の引取納車と無料代車サービスのある提携修理工場を紹介してもらうことにしました。修理の日程については、Aさんと修理先で決めて良いとのことでした。
最後に、警察に届け出るようにとのアドバイスをもらいました。もし、ガードレールに損害があった場合には、道路管理者から連絡をもらえるとの説明でした。
損害額の調査
その後提携修理工場から連絡があり、無料代車を用意したうえで、車を引き取りに来てもらいました。
修理工場と保険会社で連絡を取り合って損害の確認をしてもらい、修理費の概算金額は20万円位ということでした。免責金額(Aさん負担)を超える金額が15万円位のため保険を使うことにしました。免責金額5万円を修理工場に支払い、5万円を超えた修理費は保険会社から修理工場へ直接支払ってもらうことにしました。
Aさんは接触したガードレールを再度確認した結果損傷がなく、道路管理者である土木事務所からも賠償請求が無いことを担当者に伝えました。
示談・保険金のお支払い
10日ほどして修理した車が提携修理工場から納車されてきました。保険会社から事前に支払方法等について案内を受けていたため、免責金額の5万円を用意しておき修理工場に支払いました。
後日、車両保険金は修理工場に支払われたと案内が届きました。
支払われた保険金
- 車両保険:15万円
車両修理費20万円から免責金額5万円を引いた15万円が支払われました。
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