大雪予想のコツと車周りの備えをするタイミング

2020年2月掲載 冬は大雪によって交通網がマヒしたり、積雪が原因で車の事故が起こったりしやすい時期です。雪道のトラブルを避けるためにも、ドライバーは気象情報を活用して大雪のタイミングを知り、早めに備える必要があります。そこで今回は、大雪予想のコツと車周りの備えをするタイミングについてまとめてみました。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
2020年2月掲載 冬は大雪によって交通網がマヒしたり、積雪が原因で車の事故が起こったりしやすい時期です。雪道のトラブルを避けるためにも、ドライバーは気象情報を活用して大雪のタイミングを知り、早めに備える必要があります。そこで今回は、大雪予想のコツと車周りの備えをするタイミングについてまとめてみました。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕

大雪の可能性は1週間前に分かる

急な大雪に慌てないように、冬の時期は気象情報を細かくチェックしましょう。大雪予想のために活用したい気象情報は次の通りです。

降雪に関する“異常早期警戒情報”は、情報発表後の6日から14日までを対象に「降雪量がかなり多いと見込まれる」場合に発表されます。

降雪量が多いと発表された場合、1週間〜2週間後に大寒波や大雪が予想できます。それを踏まえた上で、週間天気予報をチェックし「雪の予想になってないか」「気温がかなり低くなっていないか」を確認すると、1週間前には大雪の可能性がだいたい分かります。

湿った雪と乾いた雪の区別をする方法

雪には“湿った雪”と“乾いた雪”があります。車の運転で特に怖いのは湿った雪です。湿った雪は水分を多く含むため道路がシャーベット状になりやすく、気温が下がると簡単に凍結します。

水分を多く含む湿った雪は、凍結してない水分が多く混じる-3℃〜0℃くらいの比較的高い気温で降りやすく、さらに気温が下がると水分の多くが凍結することで水分を含まない乾いた雪になる確率が高くなるという特徴があります。太平洋側は普段、雪が少ないですが、南岸低気圧が原因で降る太平洋側の雪は湿った雪になりやすく、慣れない雪と湿った雪の積雪によって事故や交通網のマヒが発生しやすくなってしまいます。

また、木々や電線への着雪は湿った雪がもたらします。そのため“着雪注意報”が発表されている場合は、湿った雪が道路にも積もることも予想できます。

大雪に備えるための車の点検ポイント

大雪が予想される場合、たとえスタッドレスタイヤを履いていても“タイヤチェーン”と“ジャッキ”は用意しておきましょう。雪で立ち往生したときに備え、車を牽引するロープや雪を除去するためのスコップも車に積んでおくと安心です。

冬場はバッテリーの消耗が著しいため、新しくても必ずバッテリーの点検をしておきましょう。また、フロントガラスは他車が跳ね上げた雪で汚れて視界が奪われやすいため、汚れを取り除くために必要なウィンドーウォッシャーの点検もしておくと安心です。

大雪が予想される3日前までには車周りの備えを終えよう

冬は気象情報を活用して大雪の可能性をいち早く察知し、大雪が予想される3日前までには車周りの備えをしておきましょう。

普段雪が少ないエリアで大雪が予想されている場合は、カー用品店でスタッドレスタイヤを買い求める人が増えます。自分の車に合うスタッドレスタイヤが売り切れている場合や、タイヤ交換待ちの行列ができて予定に間に合わないことも考えられます。

また、積雪時の車の走行は思いがけないトラブルが起こりやすいため、事前に予定を済ませておくなどして、極力運転を控えるようにしましょう。

西成活裕教授からひとこと 雪道はまさに備えが全てで、チェーンは持っているだけでなく、装着の方法も確認しておきましょう。また凍結した道路で滑ってしまった時、効果的なのがアンチロック・ブレーキシステム(略称ABS)です。私は雪道の運転で何度かこれに救われたことがありますが、滑っていてもハンドル操作で障害物の回避が可能ですので覚えておきましょう。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
西成活裕教授からひとこと 雪道はまさに備えが全てで、チェーンは持っているだけでなく、装着の方法も確認しておきましょう。また凍結した道路で滑ってしまった時、効果的なのがアンチロック・ブレーキシステム(略称ABS)です。私は雪道の運転で何度かこれに救われたことがありますが、滑っていてもハンドル操作で障害物の回避が可能ですので覚えておきましょう。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
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