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【20代の自動車保険】月額保険料の相場はどれくらい?

2025年2月更新

20代は、はじめて自動車保険を契約される方も多く、比較的保険料が高いと言われる年代です。同世代がどのような自動車保険に加入しているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、20代の自動車保険における月額保険料の相場について解説します。

20代の自動車保険の月額保険料の相場

自動車保険の月額保険料は、運転者の年齢だけではなく、車両保険の有無をはじめとする補償内容や契約する車の用途・車種、支払方法など、さまざまな要素によって決まります。
以下は、三井ダイレクト損保における20代の自動車保険料の一例です。
保険料は「車両保険」の有無によって大きく変動するため、「車両保険あり(一般タイプ)」と「車両保険あり(限定タイプ)」、「車両保険なし」の場合に分けてご紹介します。

20代の自動車保険料の例 車両保険あり
(一般タイプ)
車両保険あり
(限定タイプ)
車両保険なし
年払保険料(年間) 66,890円/年 49,750円/年 32,830円/年
月払保険料(月額) 6,020円/月 4,470円/月 2,950円/月
月払保険料(総額) 72,240円 53,640円 35,400円

20代の保険料は、30代・40代・50代と比較して高くなる傾向にあります。

20代保険料例算出条件詳細

保険期間 1年間
2024年10月1日より
2025年10月1日午後4時まで
ノンフリート等級 6等級(S)
事故有係数適用期間 0年
メーカー ダイハツ
車名 タント
型式 LA660S
初度登録年月(初度検査年月) 令和3(2021)年1月
ナンバープレートの運輸支局 春日部
運輸支局の地域 関東・甲信越
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(今後1年間) 3,001km~5,000km
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ) なし
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1997年5月1日
運転免許証の色 ゴールド
車両保険あり
(一般タイプ)
車両保険あり
(限定タイプ)
車両保険なし
年払保険料(年間) 66,890円 49,750円 32,830円
月払保険料(月額)
  • 自動車保険がはじめての方の初回は3回分払込みいただきます。
6,020円 4,470円 2,950円
月払保険料(総額) 72,240円 53,640円 35,400円
対人賠償保険(1名につき) 無制限 無制限 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限 無制限 無制限
対物超過修理費用特約 あり あり あり
人身傷害保険 あり あり あり
人身傷害保険(補償タイプ) 車内・車外補償タイプ 車内・車外補償タイプ 車内・車外補償タイプ
人身傷害保険(保険金額_1名につき) 無制限 無制限 無制限
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) なし なし なし
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) なし なし なし
搭傷医療倍額支払特約 なし なし なし
無保険車傷害特約 なし なし なし
自損事故傷害特約 なし なし なし
車両保険 あり あり なし
車両保険(タイプ) 一般タイプ 限定タイプ なし
車両保険(保険金額) 170万円 170万円 なし
車両保険(免責金額) 1回目 5万円/2回目以降 10万円 1回目 5万円/2回目以降 10万円 なし
新車特約 あり あり なし
新車特約(保険金額) 180万円 180万円 なし
身の回り品補償特約 なし なし なし
車両保険無過失事故特約 あり あり なし
ドラレコ特約 なし なし なし
弁護士費用補償特約 なし なし なし
日常生活賠償特約 あり あり あり
レンタカー費用特約 なし なし なし
自転車・車いす・ベビーカー・シニアカー事故傷害定額払特約 なし なし なし
ファミリーバイク特約 なし なし なし
他車運転特約 あり あり あり
被害者救済費用特約 あり あり あり
運転者の補償範囲 本人限定特約 本人限定特約 本人限定特約
運転者の年齢条件 26歳以上補償 26歳以上補償 26歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引、新車割引、車両保険セット割引 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引、新車割引

「ほかの年代の保険料相場」について詳しくはこちら

20代の自動車保険料が高いのはなぜ?

20代の保険料がほかの年代と比較して高いのには、主に3つの理由があります。

事故リスクの高さ

20代のドライバーは、運転歴が浅いこともあり事故リスクが高い傾向にあります。
そのため、基本的にどの保険会社でも、ほかの年代と比較して保険料が高めに設定されるのです。

等級の低さ

自動車保険には、「等級制度(ノンフリート等級制度)」という保険料の割増・割引制度があります。
等級(ノンフリート等級)には、1等級〜20等級までの20段階があり、基本的に等級が上がるほど保険料が割引されます。

はじめて自動車保険を契約する場合は、6等級からのスタートになります。
等級は、1年間無事故であれば翌年に1等級アップします。
保険を使う事故が発生した場合には、3等級または1等級ダウンし、一定期間「事故有係数」が適用されます。その場合、保険料の割引率が下がったり、割増となったりするため、保険料が高くなることが多いです。
また、「ノーカウント事故」に該当する事故の場合は、保険を使ったとしても等級が下がることはありません。
20代ははじめて車を購入し、自動車保険に加入したという方も多い世代なので、等級が低い可能性が高いです。
そのため、20代の保険料は、ほかの年代よりも高くなる傾向があります。

「等級」についてく詳しくはこちら

運転者年齢条件

自動車保険の保険料は、「運転者年齢条件」によっても左右されます。
運転者年齢条件とは、年齢を条件に、補償の対象となるドライバーの範囲を限定することで保険料が安くなる特約です。
年齢条件の区分は保険会社によって多少異なるものの、運転者の範囲に含まれる方のなかで、一番年齢が若い方に合わせて設定するのが一般的です。
三井ダイレクト損保の運転者年齢条件には、以下の4つの区分があります。

同じ補償内容の場合、自動車保険料がもっとも高いのは「年齢を問わず補償」の区分です。
以降、21歳、26歳、35歳と年齢条件が上がるにつれて、保険料は安くなります。

「年齢条件」について詳しくはこちら

20代が自動車保険を選ぶ際のポイント

20代のドライバーは、自動車保険に加入するのがはじめてというケースも多く、どのような補償が必要なのかわからないという方も珍しくありません。
先ほど説明したとおり、20代がはじめて自動車保険に加入する場合、「事故リスクの高さ」「等級の低さ」「運転者年齢条件」などから保険料が高くなる傾向にあります。
一方で、経済的な余裕がある20代は少なく、できれば保険料を節約したいというニーズは高いと考えられます。
20代が自動車保険を選ぶときは、必要な補償はしっかり付けたうえで、保険料を節約できる部分は節約することが大切です。

相手方への補償を充実させる

事故リスクが高い20代の場合、相手方への補償はできるだけ充実させておくほうが安心です。
「対人賠償保険」「対物賠償保険」の支払限度額については、「無制限」を選んでおいたほうがいいでしょう。

対人賠償保険 自動車事故で他人を死亡させたり、ケガをさせたりした場合に、相手方の治療費や慰謝料などが補償される
対物賠償保険 自動車事故で他人の車やモノを壊してしまった場合に、賠償金が補償される

支払限度額が無制限の場合、事故の相手方に対して法律上の賠償責任を負ってしまった場合に、賠償金の全額を補償してもらえます。
三井ダイレクト損保の場合、対人賠償保険は自動で「無制限補償」がセットされますが、対物賠償保険の保険金額は選択することが可能です。
実際に三井ダイレクト損保で契約された20代の対物賠償保険を見ると、「無制限」が97.3%と大多数を占めています。

20代の「対物賠償保険」の保険金額

無制限97.3% 2,000万0.7% 1,000万0.9% その他1.2%

「対物賠償保険」について詳しくはこちら

自分・同乗者への補償は過不足なく

保険料を安く抑えたい20代は、自分や同乗者への補償範囲もよく検討しましょう。
「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」は、必要に応じて過不足なくセットすることを意識するのがポイントです。

人身傷害保険 自動車事故で本人や同乗者が死亡またはケガをした場合、示談交渉を待たずに損害額に応じた額の保険金が補償される
搭乗者傷害保険 自動車事故で乗車中の方が死亡またはケガをした場合、あらかじめ定められた額の保険金が補償される

人身傷害保険は補償の範囲を「搭乗中のみ」にすると、保険料を抑えることができます。
また、搭乗者傷害保険はセットしない選択肢もありますが、万一を考えて保険料とのバランスを考慮しつつ、定額タイプの補償を付けておくと安心でしょう。
三井ダイレクト損保の場合、20代の人身傷害保険の保険金額は、「3,000万円」が48.3%でもっとも多く、次いで「5,000万円」が21.5%となっています。
一方で、「セットしない人」は6.1%と少数です。

20代の「人身傷害保険」の保険金額の設定状況

3,000万48.3% 5,000万21.5% 7,000万3.0% 1億円3.5% 無制限5.0% その他12.7% 非セット6.1%

また、搭乗者傷害保険をセットする20代の割合は、51.0%です。ご自身の状況に合わせて、搭乗者傷害保険のセットも検討しましょう。

20代の「搭乗者傷害保険」をセットされる割合

セット51.0% 非セット49.0%

「搭乗者傷害特約」について詳しくはこちら

車への補償は契約車両に応じて

車への補償の「車両保険」をセットすると、保険料は上がる傾向にありますが、車両保険は付けておくほうが安心です。

車両保険 自動車事故によって車が損害を被った場合や盗難にあった場合に、修理費用などが補償される

保険料を抑えたい20代の場合、車がなくなっても困らない方や修理や買い替えの費用をご自身で負担できる方などは、車両保険をセットしないという選択肢も考えられるでしょう。
一方で、20代でも日常的に車を使っており「車がないと生活できない」という方は、その分事故にあう確率も高くなるため、車両保険を付けておくのがおすすめです。
車両保険をセットする場合、免責金額の設定により保険料が変わります。
免責金額を大きめに設定するなどして、保険料を調整しましょう。
三井ダイレクト損保の場合、20代の車両保険のセット割合は、「一般タイプ」「限定タイプ」を合わせて48.7%、非セットの割合は51.3%です。
また、20代の免責金額は、「1回目5万円/2回目以降10万円」に設定した人の割合が63.6%ともっとも多くなっています。
免責金額を「15万円」など高めにすると、その分保険料は低くなります。
また、免責金額は全損新規ウィンドウで開くの場合は適用されず、車両保険金額の全額が支払われることも覚えておきましょう。

20代の「車両保険」をセットされる割合

セット48.7% 非セット51.3%

20代の「免責金額」の設定パターン

1回目5万円/2回目以降10万円63.6% 1回目5万円/2回目以降10万円(車対車免責ゼロ特約あり)13.5% 1回目0万円/2回目以降10万円8.9% 1回目15万円/2回目以降15万円5.0% 1回目10万円/2回目以降10万円5.8% 1回目5万円/2回目以降5万円3.2%

「車両保険」について詳しくはこちら

その他の補償・特約は必要に応じて

自動車保険には、さまざまな特約をセットすることができます。
代表的な特約として、もらい事故でも安心して示談交渉を任せられる「弁護士費用補償特約」や、自転車事故などの日常事故による賠償を補償できる「日常生活賠償特約」などがあります。
特約を付けることでより安心感が得られるというメリットはありますが、補償を拡大しすぎると保険料が高くなってしまいます。
保険料が高くなりがちな20代は、慎重な見極めが必要です。
特にはじめて自動車保険を契約する際は、いらない特約まで付けてしまわないよう、自分に必要な補償だけを選択することを意識してください。

「自動車保険の選び方」について詳しくはこちら

20代の自動車保険は必要な補償を見極めて保険料を抑えよう

20代の保険料は、ほかの年代と比較して高い傾向にあります。
しかし、自動車保険への加入は、安心・安全なカーライフに必要不可欠です。
20代が自動車保険に加入する際は、保険料と補償内容のバランスについて慎重に検討し、必要な補償かどうかを見極めるようにしましょう。
また、保険料を抑えたい方は、インターネットで手軽に契約できるネット型(通販型・ダイレクト型)の保険会社を選ぶのもおすすめです。
保険会社と直接契約するネット型保険は、中間コストを抑えられるため、その分保険料が安く設定されています。
ちなみに、ネット型保険である三井ダイレクト損保なら、大手損保からの切り替えで保険料が安くなった方は平均22,659円(注)も節約しています。

ただし、基本的にオンラインでの手続きとなるため、はじめて自動車保険に加入する20代にはハードルが高く感じられるかもしれません。
そこで三井ダイレクト損保では、無料でご利用いただけるコンシェルジュデスクやチャットによるサポートをご用意しており、20代のお客さまからもご好評いただいております。

  • 満足

    ●●さんがとても親切で親身になってくれましたので申し込むことにしました。しかもお値段もお安くなってとても満足しています。

    2023年06月
    • 20代以下
    • 男性
    • 大阪府
    (お客さまセンター)
  • 満足

    すごくわかりやすく、丁寧な説明ありがとうございました。

    2021年02月
    • 20代以下
    • 女性
    • 鹿児島県
    (お客さまセンター)
  • 満足

    とても配慮していただき大変満足でした。

    2020年10月
    • 20代以下
    • 男性
    • 福島県
    (お客さまセンター)

自分に必要な補償はどれなのかや、特約の決め方など、自動車保険に関する疑問や不明点がある場合はぜひお気軽にお問い合わせください。
20代は過不足のない補償で保険料を抑えつつ、自動車保険で万一の事故に備え、安心してカーライフを楽しみましょう。

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よくあるご質問

Q.
特約や保険金額の設定以外で、三井ダイレクト損保の自動車保険の保険料が決まるポイントについて教えてください。
A.

主に以下のポイントがあります。

  • 使用目的
  • ドライバーの年齢
  • 年間走行距離(注)
  • ドライバーの範囲
  • ドライバーの運転免許証の色
  • 運転する地域
  • 車のタイプ
  • ノンフリート等級・事故有係数適用期間
  • (注)三井ダイレクト損保の自動車保険では、他社からの切り替えや、ご継続手続きの場合、「過去1年間の走行距離」に応じて保険料が決まります。また、はじめて自動車保険にご加入される場合は保険始期日(保険が適用される最初の日)から「予想される今後1年間の走行距離」に応じて保険料が決まります。
Q.
インターネットで自動車保険にはじめて加入する場合の手続き時に必要な書類について教えてください。
Q.
契約内容を変更しなければならない場合や変更時の注意点は何ですか。
A.

ご契約内容を変更しなければならない主な場合は、以下のとおりです。

  • ご契約のお車の用途・車種、登録番号の変更が生じた場合
  • ご契約のお車の使用目的に変更が生じた場合

主な注意点は、以下のとおりです。

  • ご契約内容の変更や解約時に保険料の追加が生じる場合、追加保険料は三井ダイレクト損保が指定する期日までに三井ダイレクト損保に払い込みください(「月払」の場合は未だ経過していない期間に応じた分割回数により分割して払い込みいただきます)。期日までに追加保険料の払込みがない場合は、保険金をお支払いできないことがあります。
  • ご契約内容の変更日(変更事由が発生した日)や解約日はお申し出の日以降となり、さかのぼっての変更・取消はできません。
Q.
人身傷害保険と搭乗者傷害特約の違いは何ですか?
Q.
運転者の範囲に関する特約と年齢条件はどのように設定すればいいですか?
A.

運転者の範囲に関する特約には以下の3つがありますので、運転される方の状況に合わせてお選びください。

  • 本人限定特約
  • 本人・配偶者限定特約
  • 家族限定特約

また、運転者の年齢条件が適用される方(注)のうち、ご契約のお車を運転される最も若い方の年齢に応じて、運転者の年齢条件を選択します。

  • (注)
    「運転者の年齢条件が適用される方」とは、以下のいずれかに該当する方をいいます。それ以外の方(友人・知人、別居の親族、別居の未婚の子など)は、設定した運転者年齢条件にかかわらず補償されます。
    • a.
      記名被保険者
    • b.
      記名被保険者の配偶者
    • c.
      「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族
    • d.
      上記までのいずれかに該当する者の業務(家事を除きます)に従業中の使用人
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