強風・濃霧時の安全運転

2018年12月掲載 強風時はハンドルをとられたり、飛来物に視界を遮られることがあります。濃霧時は視界が悪くなり、周囲の状況がほとんど見えない状態になります。そこで今回は、強風時と濃霧時における安全走行のポイントをまとめてみました。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
2018年12月掲載 強風時はハンドルをとられたり、飛来物に視界を遮られることがあります。濃霧時は視界が悪くなり、周囲の状況がほとんど見えない状態になります。そこで今回は、強風時と濃霧時における安全走行のポイントをまとめてみました。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕

強風時の安全運転

スピードを落としハンドルをしっかり握る

強風時は、ハンドルをとられ車が流されることがあります。特にワンボックスカーなどの車体の高い車は風の影響を受けやすいので、強風時にはスピードを落とすとともに、ハンドルをしっかり握りましょう。

また、風に車が流されたとき、あわててハンドルを切り返したり急ブレーキを踏んで態勢を立て直そうとすると、かえって危険な事態を招きかねません。多少車が流されても急ハンドルや急ブレーキは避け、落ち着いた運転操作を心がけましょう。

また、強風時は、紙屑などの飛来物がドライバーの視界を遮ることがあります。そのようなときもあわてずに、前方の状況にしっかり注意して走行しましょう。

こんな場所が強風に見舞われやすい

強風に見舞われやすいのは、橋の上やトンネルの出入口、海岸沿いや切り通しなどです。このような場所を走行するときは、特に風の状況に注意して慎重に走行しましょう。

濃霧時の安全運転

早めに灯火を点灯する

濃霧が発生して視界が悪くなったときは、スピードを落とすとともに、ヘッドライトまたはフォグランプを早めに点灯します。これは自車の視界を確保するためだけでなく、対向車や後方の車に自車の存在を知らせるためにも重要なことです。

なお、ヘッドライトを上向きにすると、光が乱反射して視界が悪くなりますから、必ず下向きにしましょう。

濃霧時の点灯義務に関する道路交通法の規定

道路交通法施行令第19条において、「トンネルの中、濃霧がかかっている場所その他の場所で、視界が高速自動車国道及び自動車専用道路においては200メートル、その他の道路においては50メートル以下であるような暗い場所を通行する場合」は、夜間以外の時間でも灯火をつけなければならないことが定められています。

センターラインなどを目安に走行する

濃霧で前方の視界が悪いときは、センターラインやガードレール、前車の尾灯を目安にスピードを落として走行しますが、急にスピードを落とすと後続車に追突されるおそれがありますから、徐々に落とすようにしましょう。

また、危険を防止するために必要な場合は、クラクションを使用して対向車等に自車の接近を知らせるようにしましょう。

極端に視界が悪いときは安全な場所に避難する

濃霧で極端に視界が悪く、前方がほとんど見えない状態になったときは、最寄りの退避所など安全な場所(高速道路の場合は、サービスエリアやパーキングエリア)に車を止めて、霧が晴れるのを待つようにしましょう。霧の発生は大半は一時的なもので、しばらく様子を見ていれば晴れてくるケースが多いので、決して無理はしないようにしましょう。

西成活裕教授からひとこと 強風の場所であるトンネル出入口、そして橋の上というのは、実は渋滞ポイントでもあります。こうした道路が少し上りになっている場所は渋滞が起きやすいので、前の車の速度変化にも注意して、追突しないよう心がけましょう。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
西成活裕教授からひとこと 強風の場所であるトンネル出入口、そして橋の上というのは、実は渋滞ポイントでもあります。こうした道路が少し上りになっている場所は渋滞が起きやすいので、前の車の速度変化にも注意して、追突しないよう心がけましょう。 東京大学先端科学技術研究センター 西成活裕教授 イメージ画像 西成活裕
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