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【50代の自動車保険】月額保険料の相場はどれくらい?

2025年2月更新

ライフスタイルや車の運転頻度が変化する50代は、自動車保険の見直しにおすすめのタイミングです。

50代になると子どもが親の車を運転するというケースも増えてくるため、自動車保険の保険料と補償内容のバランスを考慮して、家族に合った適切なプランを選ぶことが重要です。

この記事では、50代の自動車保険の保険料相場や、保険料を安く抑えるポイントについて解説します。

50代の自動車保険の月額保険料の相場

50代の自動車保険の保険料相場は、以下のとおりです。

50代の自動車保険料の例 車両保険あり
(一般タイプ)
車両保険あり
(限定タイプ)
車両保険なし
年払保険料(年間) 35,650円/年 25,620円/年 12,280円/年
月払保険料(月額) 3,200円/月 2,300円/月 1,100円/月
月払保険料(総額) 38,400円 27,600円 13,200円

自動車保険の保険料が決まる基準としては、使用目的やご契約のお車の用途・車種、「ノンフリート等級※」や「事故有係数適用期間」などがあげられます。

なお、上記はあくまで一例であり、実際の保険料は保険会社によって異なります。

前述の50代の保険料の相場を安いと感じられた方もいるかもしれませんが、最近では、電話やインターネットを通じて直接保険会社に申し込める「ネット型(通販型・ダイレクト型)」の自動車保険が増えています。従来の「代理店型」に比べて中間コストが抑えられるため、保険料が安くなりやすいのがメリットです。

今回は50代の保険料の相場を紹介しました。20〜40代の保険料の相場について知りたい方は以下のページをご覧ください。

他の年代の保険料相場について詳しくはこちら

50代保険料例算出条件詳細

保険期間 1年間
2024年10月1日より
2025年10月1日午後4時まで
ノンフリート等級 20等級
事故有係数適用期間 0年
メーカー トヨタ
車名 プリウス
型式 ZVW52
初度登録年月(初度検査年月) 令和4(2022)年4月
ナンバープレートの運輸支局 春日部
運輸支局の地域 関東・甲信越
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(過去1年間) 3,001km~5,000km
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ) なし
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1969年5月1日
運転免許証の色 ゴールド
車両保険あり
(一般タイプ)
車両保険あり
(限定タイプ)
車両保険なし
年払保険料(年間) 35,650円 25,620円 12,280円
月払保険料(月額)
  • 初回は2回分払込みいただきます。
3,200円 2,300円 1,100円
月払保険料(総額) 38,400円 27,600円 13,200円
対人賠償保険(1名につき) 無制限 無制限 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限 無制限 無制限
対物超過修理費用特約 あり あり あり
人身傷害保険 あり あり あり
人身傷害保険(補償タイプ) 車内・車外補償タイプ 車内・車外補償タイプ 車内・車外補償タイプ
人身傷害保険(保険金額_1名につき) 無制限 無制限 無制限
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) なし なし なし
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) なし なし なし
搭傷医療倍額支払特約 なし なし なし
無保険車傷害特約 なし なし なし
自損事故傷害特約 なし なし なし
車両保険 あり あり なし
車両保険(タイプ) 一般タイプ 限定タイプ なし
車両保険(保険金額) 335万円 335万円 なし
車両保険(免責金額) 1回目 5万円/2回目以降 10万円 1回目 5万円/2回目以降 10万円 なし
新車特約 あり あり なし
新車特約(保険金額) 360万円 360万円 なし
身の回り品補償特約 なし なし なし
車両保険無過失事故特約 あり あり なし
ドラレコ特約 なし なし なし
弁護士費用補償特約 なし なし なし
日常生活賠償特約 あり あり あり
レンタカー費用特約 なし なし なし
自転車・車いす・ベビーカー・シニアカー事故傷害定額払特約 なし なし なし
ファミリーバイク特約 なし なし なし
他車運転特約 あり あり あり
被害者救済費用特約 あり あり あり
運転者の補償範囲 本人・配偶者限定特約 本人・配偶者限定特約 本人・配偶者限定特約
運転者の年齢条件 35歳以上補償 35歳以上補償 35歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、長期無事故割引、ゴールド免許割引、新車割引、車両保険セット割引 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、長期無事故割引、ゴールド免許割引、新車割引

50代の自動車保険料の特徴

50代の自動車保険の保険料には、以下のような特徴があります。

自動車保険の保険料を決める「等級」は、契約年数と無事故実績に応じて変化し、等級が上がるほど保険料は安くなる仕組みです。
普段から安全運転を意識していて無事故歴が長い50代の方は、等級が上がっている可能性が高いでしょう。

また、50代になると早期退職やセカンドライフを迎えて運転頻度が減少する方も多いため、補償内容の見直しによって、保険料が安くなるケースもあります。

さらに、子どもが運転免許を取得した場合は、家族全体のリスクを考慮した自動車保険の見直しが必要です。子どもの結婚や就職による生活の変化が保険料に影響を与える場合もあるでしょう。

50代が自動車保険料を安く抑えるためのポイント

自動車保険は、年齢や家族構成に合わせて定期的に見直すことで、保険料を安く抑えられるだけでなく、適切な補償内容にすることができます。

ここでは、50代が保険料を安く抑えるためのポイントを5つ紹介します。

運転者の範囲・年齢を適切に設定する

自動車保険は、運転者の範囲や年齢の設定を見直すことで、保険料を安くできる可能性があります。

三井ダイレクト損保の「運転者の範囲に関する特約」は、以下のとおりです。

運転者本人限定特約 補償の対象となる運転者を記名被保険者(主に運転される方)のみに限定する特約
運転者本人・配偶者限定特約 補償の対象となる運転者を記名被保険者(主に運転される方)とその配偶者のみに限定する特約
運転者家族限定特約 補償の対象となる運転者を記名被保険者(主に運転される方)およびご家族※のみに限定する特約

「運転者年齢条件(運転者年齢限定特約)」は、以下の4つから選択することができます。

自動車保険は一般的に、補償の範囲が狭くなるにつれて保険料は安くなります。

このため、運転者の範囲に関する特約は「本人限定特約」、運転者年齢条件は「35歳以上補償」を選択すると、保険料を安く抑えられます。

「人身傷害保険」の補償範囲を変更する

子どもが運転するケースも想定される50代の自動車保険は、「人身傷害保険」の補償範囲を見直すのもポイントです。

人身傷害保険 自動車事故で本人や同乗者がケガまたは死亡した場合、示談交渉を待たずに損害額に応じた額が補償される
搭乗者傷害保険※ 自動車事故で乗車中の方がケガまたは死亡した場合、あらかじめ定められた額が補償される

「人身傷害保険」には補償範囲をご契約のお車搭乗中に限定した「車内のみ補償タイプ」と、「車内のみ補償タイプ」の補償に加えて他人の車に乗車中または歩行中の自動車事故も補償する「車内・車外補償タイプ」の2種類があります。
「車内のみ補償タイプ」のほうが補償範囲が狭い分保険料は安くなりますが、「車内・車外補償タイプ」を選択すれば、自分や家族が歩行中に自動車事故にあった場合の損害にも備えることができます。

また、「搭乗者傷害保険」は、治療費に関係なく定額の保険金が早期に支払われるため、当座の費用をすばやく受け取りたい方におすすめです。

ただし、人身傷害保険や生命保険などで十分に補償されているときに、搭乗者傷害保険をセットした場合、それぞれから保険金を受け取ることになります。より大きな補償が得られるというメリットはありますが、その分保険料が高くなるため注意が必要です。
判断に迷ったときは、保険会社に相談の上、検討するといいでしょう。

50代の人身傷害保険の加入割合は90.6%となっています。

設定保険金額は、「3,000万円」が34.0%でもっとも多く、「5,000万円」が21.5%と続いています。
また、保険金額を「1億円」に設定している割合が6.1%、「無制限」に設定している割合が6.7%と、損害額が大きくなった万一の場合に備えている方もいます。

50代の「人身傷害保険」の保険金額の設定状況

3,000万円 34.0% 5,000万円 21.5% 7,000万円 4.3% 1億円 6.1% 無制限 6.7% その他 18.0% 非セット 9.4%

50代で搭乗者傷害保険をセットされる割合は71.1%となっています。

50代の「搭乗者傷害保険」をセットされる割合

セット 71.1% 非セット 28.9%

「人身傷害保険」と「搭乗者傷害特約」の違いについて詳しくはこちら

「車両保険」は補償範囲・免責金額を過不足なく設定する

車両保険は、事故による車の損害を補償する保険です。

車両保険 自動車事故によってご契約の車が損害を被った場合や盗難にあった場合に、修理費用などが補償される

車両保険をセットすると保険料は高くなりますが、子どもが自動車事故を起こすリスクなども考慮して、保険料と補償のバランスを慎重に検討することが大切です。

三井ダイレクト損保の車両保険には、「一般タイプ」と「限定タイプ」の2種類があります。
補償の範囲が限定された「限定タイプ」を選択すれば、保険料を安く抑えることも可能です。

50代では、車両保険をセットしている方の割合が55.4%、非セット者の割合は44.6%となっています。
50代はほかの年代に比べて車両保険の付帯率が低い傾向にありますが、この背景には運転年数を重ねたベテランドライバーが多く、事故リスクが低いこと、車両保険による補償がなくても修理費用を用意できるだけの経済的な余裕がある方が多いことなどがあるかもしれません。

また、50代では、車両保険の免責金額として、54.1%の方が「1回目5万円/2回目以降10万円」の免責金額を設定しており、16.6%の方が「1回目5万円/2回目以降10万円(車対車免責ゼロ特約あり)」を選択しています。
補償内容の違いはありますが、約7割の方が「1回目5万円/2回目以降10万円」に設定していることがわかります。

50代の「車両保険」をセットされる割合

セット 55.4% 非セット 44.6%

50代の「免責金額」の設定パターン

1回目5万円/2回目以降10万円 54.1% 1回目5万円/2回目以降10万円(車対車免責ゼロ特約あり) 16.6% 1回目0万円/2回目以降10万円 16.9% 1回目15万円/2回目以降15万円 4.5% 1回目10万円/2回目以降10万円 5.0% 1回目5万円/2回目以降5万円 2.9%

車両保険について詳しくはこちら

「対人賠償保険」「対物賠償保険」を充実させる

50代の自動車保険では、相手方への補償である「対人賠償保険」と「対物賠償保険」も手厚くすることをおすすめします。

特に、運転免許を取得したばかりの子どもは、統計的に自動車事故リスクが高いです。
50代の方で、子どもも車を運転する場合、万一に備えて「対人賠償保険」と「対物賠償保険」の保険金額は「無制限」を設定し、自動車事故により損害賠償請求された場合の金銭的リスクを軽減しましょう。

三井ダイレクト損保では、すべてのご契約に「対人賠償保険」が無制限でセットされています。

また、50代の対物賠償保険の保険金額は「無制限」が94.5%となっており、もっとも多くの割合を占めています。20〜40代に比べるとやや少ない割合ですが、万一に備えて「無制限」にしておくと、いざというときに心強いでしょう。

50代の「対物賠償保険」の保険金額

無制限 94.5% 2,000万円 1.7% 1,000万円 2.1% その他 1.7%

その他の補償・特約は必要に応じて

自動車保険には、ほかにも「弁護士費用補償特約」や「レンタカー費用特約」などさまざまな特約があります。

しかし、補償範囲を拡大するとその分保険料が高くなるため、自分や家族に合った補償内容を慎重に選ぶことが重要です。

子どもが親の車を運転するようになると、運転者の範囲や年齢条件を広げる必要があるため、自動車保険の保険料は高くなる可能性が高いです。
保険料を安く抑えるためにも、任意セットの特約の選択は慎重に行いましょう。

自動車保険の保険料を安く抑えるポイントについて詳しくはこちら

子どもが運転するようになったときの注意点

50代で子どもが親の車を運転する場合、自動車保険の見直しでは、以下の点に注意しましょう。

子どもが親の車を運転する場合、運転者の範囲や年齢条件は特に注意が必要です。

運転者の範囲は、運転者が親のみの期間は「本人限定特約」や「本人・配偶者限定特約」の設定で問題ありませんが、子どもが運転するようになったら「家族限定特約」に変更する必要があります。

さらに、「家族限定特約」の場合、補償の対象となるのは記名被保険者(主に運転される方)とその配偶者以外に「同居の親族」と「別居の未婚の子」のみのため、子どもが結婚して家を出るタイミングでは、再度見直しが必要になるでしょう。

また、別居中の子どもが帰省中のみ親の車を運転するといった場合は、「1日自動車保険」に加入するのもおすすめです。1日単位で加入できるため、保険料の払いすぎを防ぐことにつながります。
ただし、保険会社によっては「1日自動車保険」を取り扱っていないところもあるため注意しましょう。

加えて、子どもが新たに車を持つ場合、自動車保険の等級を引き継ぐことができます。
等級の入れ替えの手続きを行うタイミングは、自動車保険の満期日の翌日から7日以内と限られているため、事前に保険会社に相談しておくことが大切です。

自動車保険の等級の引継ぎについて詳しくはこちら

自動車保険の名義について詳しくはこちら

50代の自動車保険はライフステージに応じて補償内容を決めよう

50代はライフステージが大きく変わりやすいタイミングのため、自分や家族の状況に応じて自動車保険の見直しが必要です。

等級や長期無事故割引など、保険料割引制度の適用を受けやすい反面、子どもが運転を始めるケースも増えるため、保険料と補償のバランスを考慮して適切なプランを設定しましょう。

自動車保険の保険料を節約したい方は、プロに相談しながら補償内容を検討するのもおすすめです。
たとえば、ネット型の保険会社である三井ダイレクト損保へ他社から乗り換えると平均22,459(注)円節約することができます。

さらに、三井ダイレクト損保では、補償プランについて相談できるコンシェルジュデスクやチャットによるサポートをご用意しており、50代のお客さまからもご好評をいただいております。

  • 満足

    車両保険の一般タイプと限定タイプの区別がイラストで描かれており、わかりやすかった。またその補償範囲が広く安心出来る。

    2023年06月
    • 50代
    • 女性
    • 神奈川県
    (お客さまセンター)
  • 満足

    今回は担当者様のおかげで分かりやすく説明いただき思っていた以上に安く加入出来ました。こちらの立場に立ってより良い提案をしてもらえてありがたく思います。

    2023年05月
    • 50代
    • 女性
    • 岡山県
    (お客さまセンター)
  • 満足

    コンシェルジュ専用の電話でいつもスムーズな対応でありがたいです。

    2023年05月
    • 50代
    • 女性
    • 神奈川県
    (お客さまセンター)

お客さまのニーズに合った最適な補償内容のご提案やご説明を行っているため、自分や家族に必要な補償がわからなくなったり、判断に迷ったときは、ぜひ三井ダイレクト損保へお気軽にご相談ください。

ご検討中のお客さま

重要書類のご案内

自動車保険のパンフレット・重要事項説明書・約款のしおり(普通保険約款・特約)・ロードサービスご利用規約はこちらからご覧いただけます。

パンフレット・重要書類

よくあるご質問

Q.
特約や保険金額の設定以外で、三井ダイレクト損保の自動車保険の保険料が決まるポイントについて教えてください。
A.

主に以下のポイントがあります。

  • 使用目的
  • ドライバーの年齢
  • 年間走行距離(注)
  • ドライバーの範囲
  • ドライバーの運転免許証の色
  • 運転する地域
  • 車のタイプ
  • ノンフリート等級・事故有係数適用期間
  • (注)三井ダイレクト損保の自動車保険では、他社からの切り替えや、ご継続手続きの場合、「過去1年間の走行距離」に応じて保険料が決まります。はじめて自動車保険にご加入される場合は保険始期日(保険が適用される最初の日)から「予想される今後1年間の走行距離」に応じて保険料が決まります。
Q.
インターネットで自動車保険にはじめて加入する場合の手続き時に必要な書類について教えてください。
Q.
契約内容を変更しなければならない場合や変更時の注意点は何ですか。
A.

ご契約内容の変更や解約時の注意点は以下のとおりです。

  • ご契約内容の変更や解約時に保険料の追加が生じる場合、追加保険料は三井ダイレクト損保が指定する期日までに三井ダイレクト損保に払い込みください(「月払」の場合は未だ経過していない期間に応じた分割回数により分割して払い込みいただきます)。期日までに追加保険料の払込みがない場合は、保険金をお支払いできないことがあります。
  • ご契約内容の変更日(変更事由が発生した日)や解約日はお申し出の日以降となり、さかのぼっての変更・取消はできません。
  • 通知事項に関する変更にあたっては、追加保険料の払込みがなければ、ご契約を解除し、保険金をお支払いできない場合があります。
Q.
運転者の範囲に関する特約と年齢条件はどのように設定すればいいですか?
A.

運転者の範囲に関する特約には以下の3つがありますので、運転される方の状況に合わせてお選びください。

  • 本人限定特約
  • 本人・配偶者限定特約
  • 家族限定特約

また、運転者の年齢条件が適用される方(注)のうち、ご契約のお車を運転される最も若い方の年齢に応じて、運転者の年齢条件を選択します。

  • (注)
    「運転者の年齢条件が適用される方」とは、以下のいずれかに該当する方をいいます。それ以外の方(友人・知人、別居の親族、別居の未婚の子など)は、設定した運転者年齢条件にかかわらず補償されます。
    • a.
      記名被保険者
    • b.
      記名被保険者の配偶者
    • c.
      「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族
    • d.
      上記までのいずれかに該当する者の業務(家事を除きます)に従業中の使用人
Q.
車を買い替えた時など、車両入替の手続きについて教えてください。
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