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前年と保険料が違う理由について
保険料は補償内容やご契約のお車により異なりますが、補償内容やお車が変わらないのに、保険料が前年と異なるのは、主に保険料を決定する「ノンフリート等級・事故有係数適用期間」「お車の種類・型式ごとの料率クラス」「記名被保険者(主にお車を運転される方)の年齢」「保険料率」の4つの要素が前年と異なっていることが原因であると考えられます。
保険料を決定する主な要素
ノンフリート等級・事故有係数適用期間
保険料にはお客さまのノンフリート等級と事故有係数適用期間に応じた割引率や割増率が適用されますが、ノンフリート等級と事故有係数適用期間は前契約の保険期間中の事故件数に応じて変わるため、保険料が高くなることもあり、逆に安くなることもあります。
ノンフリート等級制度の詳細は、下記をご確認ください。
お車の種類・型式ごとの料率クラス
お車の用途車種によっては、型式ごとに料率クラスが定められています。数値が大きいほど、保険料が高くなり、数値が小さいほど、保険料が安くなります。
料率クラスは毎年見直されますので、保険料が高くなることもあれば、安くなることもあります。
「型式別料率クラス制度」が適用される用途車種
用途車種 | ||
---|---|---|
自家用普通乗用車、自家用小型乗用車 | 自家用軽四輪乗用車 | 左記以外 |
1~17までの17クラス | 1~3までの3クラス | 料率クラス適用外 |
この料率クラスは、補償種類(対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険および搭乗者傷害保険、車両保険)ごとに決定されます。
料率クラスは、より適正かつ公平な保険料負担とするため、型式ごとの事故発生状況等に基づいて、損害保険料率算出機構により毎年見直しが行われます。
このため、1年間無事故であっても、型式ごとの事故発生状況等により、翌年の保険料が高くなることがあります。
記名被保険者(主にお車を運転される方)の年齢
保険期間の開始日における記名被保険者の年齢によって、保険料が高くなることもあり、逆に安くなることもあります。
保険料率
事故の発生状況に応じて保険料率の調整が随時行われていますが、見直された保険料率により保険料が高くなることもあり、逆に安くなることもあります。
保険料は、予想されるリスクに対してお客さま全員で分担してご負担いただいているものです。事故が少なくなれば、今後の保険料も安くなります。
はじめての方はこちら自動車保険ガイド