2台目以降のお車の自動車保険はどうなる?等級やセカンドカー割引について解説
2025年3月更新

お車を持っている方のなかには、2台目以降のお車の購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
とはいえ、2台目以降のお車の自動車保険の契約について、どのように取り扱われるのか、1台目の自動車保険の等級は引き継げるのかなど、気になる方も多いかもしれません。
この記事では、2台目以降のお車の購入を検討している方に向けて、2台目以降のお車に適用される等級やお得な割引制度について解説します。
- ※この記事の「等級」はすべて「ノンフリート等級」を指します。
2台目以降のお車にも自動車保険は必要?

自動車保険は、基本的にお車1台につき1つの契約が必要です。
そのため、2台目以降のお車を所有する場合は、1台目のお車の保険契約とは別に、新たに自動車保険に加入する必要があります。
2台目以降のお車の自動車保険の加入方法は?

- 新たに購入したお車(B)を現在お持ちのお車(A)のセカンドカーとして新規契約する
- 新たに購入したお車(B)と現在お持ちのお車(A)で車両入替を行った後、(A)の新規契約をする
続いては、三井ダイレクト損保で自動車保険をご契約中の場合を例に、それぞれの詳しい条件について解説します。
新たに購入したお車(B)を現在お持ちのお車(A)のセカンドカーとして新規契約する
1つ目は、新たに購入したお車(B)を、現在お持ちのお車(A)のセカンドカーとして新規契約する方法です。

通常、自動車保険の新規契約は6等級からスタートしますが、この場合は、新たに購入したお車(B)の自動車保険にセカンドカー割引が適用されるため、7等級からのスタートとなります。
セカンドカー割引について、詳しくは後述します。
新たに購入したお車(B)と現在お持ちのお車(A)の車両入替後、(A)の新規契約をする
2つ目は、新たに購入したお車(B)と現在お持ちのお車(A)の車両入替を行い、その後、(A)を(B)のセカンドカーとして新規契約をする方法です。

この方法では、現在お持ちのお車(A)の等級の割引率を新たに購入したお車(B)に適用できるため、保険料が安くなる可能性があります。
ただし、具体的にどちらの契約方法がいいかは、現在お持ちのお車の契約内容(車の用途・車種、等級など)や、新たに購入したお車の用途・車種などによって異なるため、保険会社に相談することをおすすめします。
2台目以降のお車の自動車保険で使える割引制度とは?

保険会社によっては、2台目以降のお車の自動車保険の契約で適用される割引制度が用意されている場合があります。
ここでは、三井ダイレクト損保で2台目以降のお車で自動車保険を新規契約するときに利用できる2つの割引制度を紹介します。
セカンドカー割引
上述のように、すでにお車を所有しており、そのお車で自動車保険に加入している方が、2台目以降のお車で新たに自動車保険に加入すると7等級からのスタートとなり、保険料が安くなります。これをセカンドカー割引と言います。
1台目と2台目以降のお車の自動車保険をそれぞれ異なる保険会社で契約している場合でも、保険会社が定める一定の条件を満たせば、セカンドカー割引が適用されます。
三井ダイレクト損保のセカンドカー割引は、以下の条件を全て満たす場合に適用されます。
- 1台目の自動車保険のノンフリート等級が11等級以上である
- 1台目と2台目以降のお車の「用途・車種」が「自家用8車種」である
- 2台目以降のお車の保険契約の記名被保険者および車両所有者が個人である
- 1台目と2台目以降のお車の保険契約の記名被保険者が適用条件(注1)を満たす
- 1台目と2台目以降のお車の保険契約の車両所有者が適用条件(注2)を満たす
- (注1)2台目以降のお車の保険契約の記名被保険者が1台目の保険契約において以下のいずれかであること
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族
- (注2)2台目以降のお車の保険契約の車両所有者が1台目の保険契約において以下のいずれかであること
- 車両所有者
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族
- ※「記名被保険者」は、主に運転される方のことを指します。
複数台割引
複数台割引は、すでに三井ダイレクト損保で自動車保険もしくはバイク保険をご契約いただいている方が、2台目以降のお車もしくはバイクを「マイページ」からご契約いただいた場合に適用されます。
保険料が1,000円割引(注3)になる制度であり、前述したセカンドカー割引との併用も可能です。
- (注3)月払の場合は、この割引を適用した金額を基準として、月払保険料を計算します。
なお、複数台割引は、ご契約手続き時点で保険期間が重なるほかの三井ダイレクト損保の保険契約がある場合に、割引の対象となります。
1台目と2台目以降のお車の自動車保険は同じ保険会社がいい?

1台目と2台目以降のお車の自動車保険は、必ずしも同じ保険会社で契約する必要はありません。
ここでは、1台目と2台目以降のお車の自動車保険を同じ保険会社で契約する場合と、別の保険会社で契約する場合を比較して、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
同じ保険会社で契約する場合
1つの保険会社ですべての自動車保険を契約すると、窓口が一元化されるため、契約内容の確認や更新手続きがスムーズに行えるでしょう。
さらに、複数台割引などの割引制度が適用されることもあるため、保険料が安く抑えられる場合もあります。
一方で、別の保険会社のプランと比較しないまま契約をすると、自分に合った最適なプランや割引制度を見逃してしまい、結果的に保険料が高くなる可能性もあるため、保険会社は慎重に選ぶことが大切です。
別の保険会社で契約する場合
自動車保険は、保険会社によって補償や特約、サポートに細かな違いがあります。
そのため、2台目以降のお車の使用目的や使用頻度によっては、別の保険会社で契約することで、より最適なプランを選択でき、保険料を安く抑えられる場合があります。
一方で、複数の保険会社で契約を行うと、契約内容の確認や更新手続きを煩雑に感じるかもしれません。
また、複数台割引などの割引制度が適用されず、結果的にトータルの保険料が高くなる可能性もあるため、注意が必要です。
2台目以降のお車を購入したら自動車保険を見直そう

2台目以降のお車の自動車保険に加入する方法は、以下の2つがあることを説明しました。
- 新たに購入したお車(B)を現在お持ちのお車(A)のセカンドカーとして新規契約する
- 新たに購入したお車(B)と現在お持ちのお車(A)で車両入替を行った後、(A)の新規契約をする
どちらの内容がお客さまに合っているかは、お車の用途・車種、等級などによって異なるため、状況に応じて選ぶことが大切です。
また、保険会社によっては2台目以降のお車の契約で使用できる割引などもあるため、一度自動車保険の内容を見直してみましょう。
2台目以降のお車の自動車保険にお悩みの方は、ぜひセカンドカー割引や複数台割引などの割引制度が充実している三井ダイレクト損保をご活用ください。
お電話でご相談いただけるコンシェルジュデスクや、チャットによるサポートも行っているため、お客さま一人ひとりに合わせた補償プランの提案が可能です。
自動車保険の見直しや疑問点についても、ぜひお気軽にご相談ください。
- ※三井ダイレクト損保の商品の詳細は、重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等で必ずご確認ください。
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ご検討中のお客さま
よくあるご質問
- Q.
- セカンドカー割引はどのような場合に適用されますか?
- A.
-
- 1台目のお車の自動車保険のノンフリート等級が11等級以上である
- 1台目と2台目以降のお車の「用途・車種」が「自家用8車種」である
- 2台目以降のお車の保険契約の記名被保険者および車両所有者が個人である
- 1台目と2台目以降のお車の保険契約の記名被保険者の条件を満たす
- 1台目と2台目以降のお車の保険契約の車両所有者の条件を満たす
- Q.
- すでに三井ダイレクト損保で自動車保険を契約していますが、もう1台契約できますか?
- Q.
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- Q.
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