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バイク保険(任意保険)の保険料の相場はいくら?年齢別の目安や保険料が決まる仕組みについて解説

2025年10月作成

「バイク保険の保険料っていくらかかるの?」「年齢によって違いはあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、バイク保険(任意保険)の保険料の相場を年齢別に紹介するとともに、保険料がどのように決まるのか、その仕組みについてわかりやすく解説します。

バイク保険は2種類ある

バイク保険には、「自賠責保険(強制保険)」と「任意保険」の2種類があります。

自賠責保険は事故の被害者となった他人のケガや死亡に対する賠償保険で、法律で加入が義務付けられています。自損事故や単独事故による損害は補償されません。

対して、任意保険は、自賠責保険ではカバーできない部分を幅広く補償してくれる保険です。

対人賠償保険に加え、他人のお車・ガードレールなどの損害を補償する対物賠償保険、自分のバイクの修理費用、自分自身や同乗者のケガに対する補償、さらに無保険車傷害特約や自損事故傷害特約、弁護士費用補償特約など、様々な特約をセットできます。

任意保険への加入は義務ではなく、加入者の意思によって決められますが、特に通勤・通学、ツーリングなどでバイクを頻繁に利用する方や、都市部など交通量が多い地域で運転する方は、万一のリスクに備えるために、任意保険への加入がおすすめです。

バイク保険(任意保険)の保険料相場はいくら?

損害保険料率算出機構が公表した「2024年度 自動車保険の概況新規ウィンドウで開く」によると、2023年度のバイク保険(任意保険)の平均保険料は、以下のとおりです。

用途・車種 契約台数 保険料 平均保険料
(年額)
平均保険料
(月額)
二輪車 2,132,740台 59,375,413,000円 27,839円 2,319円
原付 987,578台 18,588,036,000円 18,822円 1,568円

この金額はあくまで平均的な保険料であり、任意保険の保険料は一律ではありません。
任意保険の保険料がどのように決まるのかは、後ほど詳しく説明します。

【20代】バイク保険(任意保険)の保険料

三井ダイレクト損保を例にした20代の保険料相場は、以下のとおりです。

20代のバイク保険料例
年払保険料(年間) 23,930円
月払保険料(月額) 2,150円
月払保険料(総額) 25,800円

保険料例について詳しくはこちら

20代保険料例算出条件詳細
保険期間 1年間
2025年5月1日より
2026年5月1日午後4時まで
ノンフリート等級 6等級(S)
事故有係数適用期間 0年
メーカー ヤマハ
車名 ビーノ
総排気量 125cc以下
運輸支局の地域 関東・甲信越
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(今後1年間) 2,001~3,000km
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1996年1月1日
運転免許証の色 ゴールド
年払保険料(年間) 23,930円
月払保険料(月額)
  • 初回は3回分払込いただきます。
2,150円
月払保険料(総額) 25,800円
対人賠償保険(1名につき) 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限
対物超過修理費用特約 あり
人身傷害補償特約 なし
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) あり
死亡・後遺障害保険金額
(1名につき)
200万円
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) あり
無保険車傷害特約 あり
無保険車傷害特約の保険金額
(1名につき)
無制限
自損事故傷害特約 あり
自損事故傷害特約の保険金額
(1名につき)
死亡:1,500万円
後遺障害:2,000万円
弁護士費用補償特約 なし
日常生活賠償特約 なし
被害者救済費用特約 あり
運転者の年齢条件 21歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引
  • 記載の保険料例(補償内容)は2025年4月時点において、保険始期日を2025年5月1日として算出しています。今後保険料率改定で変更となる場合があります。
  • 実際の検討にあたっては三井ダイレクト損保のWebサイト等で重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等を必ずご確認ください。

【30代】バイク保険(任意保険)の保険料

三井ダイレクト損保を例にした30代の保険料相場は、以下のとおりです。

30代のバイク保険料例
年払保険料(年間) 20,530円
月払保険料(月額) 1,840円
月払保険料(総額) 22,080円

保険料例について詳しくはこちら

30代保険料例算出条件詳細
保険期間 1年間
2025年5月1日より
2026年5月1日午後4時まで
ノンフリート等級 20等級
事故有係数適用期間 0年
メーカー HONDA
車名 レブル250
総排気量 125cc超~250cc以下
運輸支局の地域 関東・甲信越
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(過去1年間) 2,001~3,000km
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1990年1月1日
運転免許証の色 ゴールド
年払保険料(年間) 20,530円
月払保険料(月額)
  • 初回は2回分払込いただきます。
1,840円
月払保険料(総額) 22,080円
対人賠償保険(1名につき) 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限
対物超過修理費用特約 あり
人身傷害補償特約 あり
人身傷害補償特約の補償タイプ 車内のみ補償タイプ
人身傷害補償特約の保険金額 3,000万円
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) なし
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) なし
無保険車傷害特約 なし
自損事故傷害特約 なし
弁護士費用補償特約 なし
日常生活賠償特約 なし
被害者救済費用特約 あり
運転者の年齢条件 26歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引、長期無事故割引
  • 記載の保険料例(補償内容)は2025年4月時点において、保険始期日を2025年5月1日として算出しています。今後保険料率改定で変更となる場合があります。
  • 実際の検討にあたっては三井ダイレクト損保のWebサイト等で重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等を必ずご確認ください。

【40代】バイク保険(任意保険)の保険料

三井ダイレクト損保を例にした40代の保険料相場は、以下のとおりです。

40代のバイク保険料例
年払保険料(年間) 19,300円
月払保険料(月額) 1,730円
月払保険料(総額) 20,760円

保険料例について詳しくはこちら

40代保険料例算出条件詳細
保険期間 1年間
2025年5月1日より
2026年5月1日午後4時まで
ノンフリート等級 20等級
事故有係数適用期間 0年
メーカー HONDA
車名 GB350
総排気量 250cc超
運輸支局の地域 関東・甲信越
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(過去1年間) 2,001~3,000km
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1980年1月1日
運転免許証の色 ゴールド
年払保険料(年間) 19,300円
月払保険料(月額)
  • 初回は2回分払込いただきます。
1,730円
月払保険料(総額) 20,760円
対人賠償保険(1名につき) 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限
対物超過修理費用特約 あり
人身傷害補償特約 あり
人身傷害補償特約の補償タイプ 車内のみ補償タイプ
人身傷害補償特約の保険金額 3,000万円
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) なし
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) なし
無保険車傷害特約 なし
自損事故傷害特約 なし
弁護士費用補償特約 なし
日常生活賠償特約 なし
被害者救済費用特約 あり
運転者の年齢条件 26歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引、長期無事故割引
  • 記載の保険料例(補償内容)は2025年4月時点において、保険始期日を2025年5月1日として算出しています。今後保険料率改定で変更となる場合があります。
  • 実際の検討にあたっては三井ダイレクト損保のWebサイト等で重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等を必ずご確認ください。

【50代】バイク保険(任意保険)の保険料

三井ダイレクト損保を例にした50代の保険料相場は、以下のとおりです。

50代のバイク保険料例
年払保険料(年間) 19,140円
月払保険料(月額) 1,720円
月払保険料(総額) 20,640円

保険料例について詳しくはこちら

50代保険料例算出条件詳細
保険期間 1年間
2025年5月1日より
2026年5月1日午後4時まで
ノンフリート等級 20等級
事故有係数適用期間 0年
メーカー ヤマハ
車名 SR400
総排気量 250cc超
運輸支局の地域 北海道
使用目的 主に日常・レジャー使用
年間走行距離(過去1年間) 2,001~3,000km
記名被保険者 ご契約者本人
生年月日 1970年1月1日
運転免許証の色 ゴールド
年払保険料(年間) 19,140円
月払保険料(月額)
  • 初回は2回分払込いただきます。
1,720円
月払保険料(総額) 20,640円
対人賠償保険(1名につき) 無制限
対物賠償保険(1事故につき) 無制限
対物超過修理費用特約 あり
人身傷害補償特約 あり
人身傷害補償特約の補償タイプ 車内のみ補償タイプ
人身傷害補償特約の保険金額 3,000万円
搭乗者傷害危険補償特約(死亡・後遺障害) なし
搭乗者傷害危険補償特約(傷害一時金払) なし
無保険車傷害特約 なし
自損事故傷害特約 なし
弁護士費用補償特約 なし
日常生活賠償特約 なし
被害者救済費用特約 あり
運転者の年齢条件 26歳以上補償
割引内容 eサービス(証券不発行)割引、インターネット契約割引、ゴールド免許割引、長期無事故割引
  • 記載の保険料例(補償内容)は2025年4月時点において、保険始期日を2025年5月1日として算出しています。今後保険料率改定で変更となる場合があります。
  • 実際の検討にあたっては三井ダイレクト損保のWebサイト等で重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等を必ずご確認ください。

バイク保険(任意保険)の保険料はどうやって決まる?

先ほど紹介したとおり、バイク保険(任意保険)の保険料は、一律で決められているわけではありません。

補償内容や年齢、バイクの種類など、様々な条件によって変動します。

ここでは、保険料に影響を与える要素の一例について、紹介します。

使用目的

バイクに乗っていて事故やトラブルなどに見舞われるリスクは、使用する目的によっても異なります。

そのため、任意保険では保険料を算出する条件に「使用目的」というものが含まれており、選んだ使用目的により保険料に差が生じます。

使用目的の主な選択肢は、「業務使用」「通勤・通学使用」「日常・レジャー使用」の3つです。

一般的に業務使用や通勤・通学使用は、日常・レジャー使用よりも保険料が高くなります。

年間走行距離

年間走行距離も、保険料に影響する要素のひとつです。

年間走行距離が長くなるほど事故のリスクが高まるため、保険料も高くなる傾向にあります。

車種区分

保険料は、バイクの車種区分によって異なります。

車種区分 排気量
原動機付自転車 総排気量125cc以下
二輪自動車 総排気量125cc超

年齢条件

任意保険では、運転者の年齢も保険料を決める大事な要素です。

一般的に、若年層や高齢層は事故リスクが高いため保険料も高く設定されます。

保険会社によっては、年齢条件を設定できる特約(運転者年齢限定特約)を活用することで、保険料を抑えることが可能です。

三井ダイレクト損保では、運転者年齢条件(運転者年齢限定特約)を以下のいずれかで設定することができます。

原動機付自転車(総排気量125cc以下)の場合
  • 年齢を問わず補償
  • 21歳以上補償
二輪自動車(総排気量125cc超)の場合
  • 年齢を問わず補償
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償

運転者年齢条件は補償範囲が広ければその分保険料は高くなりますが、万一に備えて契約したバイクを利用するもっとも若い方の年齢に合わせて設定しましょう。

また、運転者年齢条件は以下に該当する方が対象です。

等級(ノンフリート等級)

ノンフリート等級制度とは、お車を保有する台数が9台以下の契約(ノンフリート契約)に適用される、保険料の割引・割増を決める仕組みのことです。

等級は1〜20等級まであり、事故の有無に応じて等級が上がったり下がったりします。

等級が上がるほど保険料は安くなります。

自動車保険の等級について詳しくはこちら

運転免許証の色

任意保険の保険料は、保険始期日時点における記名被保険者(主に運転される方)の運転免許証の色によっても変動します。

契約期間の途中で免許証の色が変わっても保険料は変わりませんが、契約を継続する際は、更新時点での免許証の色に応じた保険料が適用されます。

運転免許証の色区分は、以下の3種類です。

運転免許証の色 保険料
ゴールド もっとも安い
ブルー・グリーン ゴールドと比べて高い

保険料を抑えるためには安全運転を心がけ、ゴールド免許を維持することが大切です。

保険会社

任意保険を扱う保険会社は、大きく分けて代理店型とネット型(ダイレクト型・通販型)の2種類に分類されます。

代理店型は対面で相談できる安心感があり、きめ細かいサポートを受けられる一方で、ネット型よりも多く中間コストが発生するため保険料はやや高めです。

特に初心者の方や、補償内容についてじっくり相談したい方におすすめです。

一方、ネット型はインターネットや電話経由で手続きが完結し、代理店型と比べて中間コストを抑えることができるため一般的に保険料は安くなる傾向にあります。

ある程度自分で補償内容を選べる方や、費用を抑えたい方におすすめです。

各種割引

任意保険には、保険料を節約できる様々な割引制度が用意されています。

適用条件や割引率は保険会社によって異なりますが、三井ダイレクト損保の割引には以下のようなものがあります。

契約時には、これらの割引制度が適用できるかどうかを必ず確認しましょう。

保険料の仕組みを理解して、自分に合ったバイク保険(任意保険)を選ぼう

バイク保険(任意保険)の保険料は、年齢や等級、免許証の色、使用目的など、様々な条件によって決まります。

保険料を抑えたい場合は、ネット型(ダイレクト型・通販型)の任意保険に加入するのがおすすめです。

インターネット契約割引や長期無事故割引、ゴールド免許割引など、様々な割引制度を活用することで、さらに保険料を安くすることが可能です。

契約の際は、補償内容や保険料に加え割引制度なども確認し、自身に合ったバイク保険を選びましょう。

三井ダイレクト損保は、加入前でもご相談いただけるコンシェルジュデスクを提供しています。「自分に合った補償プランがわからない」「保険料を安く抑えたい」など、ぜひお気軽にご相談ください。

ご検討中のお客さま

重要書類のご案内

バイク保険のパンフレット・重要事項説明書・約款のしおり(普通保険約款・特約)・ロードサービスご利用規約はこちらからご覧いただけます。

パンフレット・重要書類

よくあるご質問

Q.
インターネットでバイク保険(任意保険)にはじめて加入する場合の手続きについて教えてください。
A.

記名被保険者(主に運転される方)の運転免許証のほかに、排気量別に以下の書類を用意してください。

  • 125cc以下:標識交付証明書等
  • 125cc超 250cc以下:軽自動車届出済証等
  • 250cc超:車検証

手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 1.
    お見積もり
  2. 2.
    お見積もり内容の確認
  3. 3.
    申込手続き
  4. 4.
    手続き完了となります。
Q.
契約内容変更の手続きは、どうしたらいいですか?
Q.
契約時に申告した今後1年間の予想走行距離と、実際の走行距離が異なる場合、どうすればよいですか?
A.

走行距離は区分で設定されておりますので、契約時に設定された区分を超えるようであればお客さまセンターまでご連絡ください。

  • 300km以下
  • 301km~1,000km
  • 1,001km~3,000km
  • 3,001km~5,000km
  • 5,001km~7,000km
  • 7,001km~10,000km
  • 10,001km~20,000km
  • 20,001km以上
Q.
内縁の妻(夫)や同性パートナーは「配偶者」に含まれますか?
A.

三井ダイレクト損保の自動車保険、バイク保険(任意保険)で使用する配偶者の定義に含まれます。

  • 内縁とは、婚姻の届出をしていないが、両者が婚姻の意思をもっており、かつ、当事者間が同居し、社会的には夫婦と認められた実態を有する共同生活を送っていることをいいます。
  • 同性パートナーについては、戸籍上の性別が同一であるが婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある方を配偶者に含みます。
    記名被保険者を変更される場合など、所定の資料等により確認させていただきますので、お客さまセンターまでご連絡ください。
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