ファミリーバイク特約とは?補償内容やセットするメリットをわかりやすく解説
2026年1月作成

この記事でわかること
- ファミリーバイク特約は自動車保険にセットできる
- 家族が運転する125cc以下の原付バイクが対象(借りた原付も対象)
- バイク保険よりも保険料が安価
- ファミリーバイク特約に車両補償やロードサービスは付かない
- 複数台の原付バイクを所有する家庭におすすめ
「夫が最寄り駅まで原付バイクで通勤することになった」「さらに大学生の子どもが原付バイクで通学することになった」など、家族で複数台の原付バイクを所有することになった場合に検討したいのがファミリーバイク特約です。
バイク保険とは異なり、自動車保険(任意保険)の特約としてセットできるため、保険料を抑えながら補償が受けられます。
ただし、補償対象となる車両や範囲には条件があり、通常のバイク保険とは仕組みや補償内容が異なる点に注意が必要です。
この記事では、自動車保険のファミリーバイク特約について、基本的な補償内容や加入するメリットをわかりやすく解説します。
自動車保険の「ファミリーバイク特約」とは

ファミリーバイク特約は、125cc以下の原付バイクを運転中に発生した事故を補償する特約です。
家に原付バイクが何台あっても、排気量が125cc以下であれば、すべての原付バイクが補償の対象になります。
三井ダイレクト損保では、電動キックボードなどに該当する「特定小型原動機付自転車」も補償の対象(注)となります。
- (注)「総排気量が50cc超125cc以下の側車(サイドカー)付き二輪自動車」は補償対象外です。
所有する原付バイクだけに限らず、借りた原付バイクの事故も補償されるため、原付バイクを運転される方は広く事故に備えることができます。
補償の範囲
ファミリーバイク特約の補償の対象者は、記名被保険者(主に運転される方)とその家族です。
三井ダイレクト損保の場合、補償の対象となる家族の範囲は、以下のとおりです。
- 記名被保険者の配偶者(記名被保険者と別居の場合も含みます)
- 「記名被保険者またはその配偶者」の同居の親族
- 「記名被保険者またはその配偶者」の別居の未婚の子(婚姻歴のある方は含みません)
自動車保険に運転者年齢限定特約や本人限定特約などをセットしている場合でも、ファミリーバイク特約の補償の範囲には影響しません。
ファミリーバイク特約の補償内容

ファミリーバイク特約のメインの補償は、「相手方の損害に対する賠償」です。
三井ダイレクト損保の場合、以下の3タイプから選択できます。
| ご自身 | お相手 | |||
|---|---|---|---|---|
| おケガの補償 | バイク等モノの補償 | おケガの補償 | バイク等モノの補償 | |
| 賠償タイプ | ✖ | ✖ | ○ | ○ |
| 賠償+自損タイプ(注1) | ▲ (定額) |
✖ | ○ | ○ |
| 賠償+人傷タイプ(注2) | ○ | ✖ | ○ | ○ |
○:補償されます
✖:補償されません
▲:単独事故または無保険車との事故の場合に補償されますが、一部定額になります
- (注1)ご契約に「人身傷害保険」または、「自損事故傷害特約および無保険車傷害特約」がセットされている場合にお選びいただけます。
- (注2)ご契約に「人身傷害保険」をセットされている場合にお選びいただけます。
ファミリーバイク特約をセットするメリット

ファミリーバイク特約をセットするメリットは、以下のとおりです。
家族の原付バイクがすべて補償される
ファミリーバイク特約をセットすれば、家族の原付バイクがすべて補償の対象となります。
たとえば、親が通勤、子どもが通学でそれぞれ原付バイクを利用する場合も、ひとつのファミリーバイク特約でまとめて補償されます。複数の保険加入が不要で、管理や手続きの手間を省けるのもメリットです。
1台ずつバイク保険に加入するよりも保険料を抑えることができる
家族で複数台の原付バイクを所有している場合、1台ずつバイク保険に加入するよりも、ファミリーバイク特約をセットしたほうが保険料は安くなる可能性が高いです。
コスト面でもメリットが大きいと言えるでしょう。
自動車保険で設定している年齢条件・運転者の範囲は適用されない
ファミリーバイク特約は、自動車保険で設定している運転者の年齢や範囲に関する特約は適用されません。
たとえば、自動車保険では運転者年齢条件を「35歳以上補償」、運転者の範囲を「本人限定」などに設定していたとしても、ファミリーバイク特約では20歳の同居の子どもが乗る原付バイクも補償の対象となります。
家族構成や年齢が変わっても、自動車保険の条件を変更しなくて済むのはメリットでしょう。
ファミリーバイク特約を使用しても等級が下がらない
ファミリーバイク特約の補償対象となる事故は、「ノーカウント事故」として扱われます。
ファミリーバイク特約を使用したとしても、ほかに等級ダウンとなる事故を起こしていなければ、翌年の等級(ノンフリート等級)(以下、「等級」とします)に影響はありません。
ファミリーバイク特約をセットする際の注意点

ファミリーバイク特約は、家族の原付バイク事故に備えるための特約ですが、いくつかの制約や注意点があります。
以下のポイントを確認し、必要に応じてほかのバイク保険やロードサービスと比較検討しましょう。
自動車保険(任意保険)への加入が必須
ファミリーバイク特約は、自動車保険(任意保険)の特約としてセットすることで契約できるため、単独で加入することはできません。
また、ファミリーバイク特約は自動セットされる特約ではないため、忘れずに申し込み手続きを行いましょう。
125cc超のバイクは補償対象外
ファミリーバイク特約の補償対象は、排気量が125cc以下の原付バイクに限定されます。
たとえば150ccのスクーターや大型バイクに乗る場合、ファミリーバイク特約では補償されないため、個別にバイク保険(任意保険)の加入を検討しましょう。
自身のバイクなど、自分のモノについては補償対象外
ファミリーバイク特約は、対人・対物賠償が中心で、自分の原付バイクの修理費や盗難被害などは補償されないのが一般的です。
自分の原付バイクの補償が必要な場合は、バイク保険(注)への加入と合わせて車両保険をセットするようにしましょう。
- (注)三井ダイレクト損保では、「車両保険」の取り扱いはございません。
ロードサービスが利用できない
レッカー移動やガス欠時の燃料補給などが依頼できるロードサービスは、自動車保険では自動セットされることが多いですが、ファミリーバイク特約を利用する際は対象外となる場合がほとんどです。
旅行先での故障やキー閉じ込みなどに備えたい場合は、ロードサービスがセットできるバイク保険に加入するか、JAFなどのロードサービスを利用する必要があります。
ファミリーバイク特約をおすすめしたい方

以下の条件にあてはまる方には、ファミリーバイク特約への加入をおすすめします。
ファミリーバイク特約をおすすめしたい方
- 家族で複数台の原付バイクを所有している
- 短期間だけ原付バイクに乗る予定がある
- 125cc以下の原付バイクに乗っている
先ほども紹介したように、家族で複数台の原付バイクを所有している場合、それぞれがバイク保険に加入するよりも、ファミリーバイク特約をセットするほうが保険料を抑えられる可能性が高いです。
また、短期間だけ原付バイクに乗る予定があるという方は、該当期間だけ特約をセットすれば、保険料の無駄がありません。
ファミリーバイク特約の内容やメリットを知って賢く活用しよう

ファミリーバイク特約は、自動車保険にセットできる特約で、主に原付バイクによる事故の賠償リスクに備えるためのものです。
ひとつの特約で家族全員の原付バイクが補償の対象となるため、それぞれが1台ずつバイク保険に加入するよりも、保険料を抑えることができるというメリットがあります。
ただし、ロードサービスが利用できない、125cc超のバイクは加入できないといった制約もあるため、状況に合わせてバイク保険への加入も検討することをおすすめします。
三井ダイレクト損保のバイクの保険では、個人情報の入力不要で簡単にお見積もりができます。
ご不明点については、チャットで質問したり、コンシェルジュデスクに電話で確認したりすることができるため、気軽に相談してみましょう。
- ※三井ダイレクト損保の商品の詳細は、重要事項説明書や約款のしおり(普通保険約款・特約)等で必ずご確認ください。
ご検討中のお客さま
よくあるご質問
- Q.
- インターネットでバイク保険にはじめて加入する場合の手続きについて教えてください。
- Q.
- 「事故の種類」とは何ですか?
- Q.
- 契約内容変更の手続きは、どうしたらいいですか?
- A.
「マイページ」でお手続きいただくか、お客さまセンターまでご連絡ください。
ご契約内容変更は変更日の30日前よりお手続きいただけます。
お車・バイクの入替をされる場合、新規車両の車検証と積算走行距離計(オドメーター)の値をご用意ください。
ご変更内容によっては、Webサイトでお手続きいただけない場合がございますのであらかじめご了承ください。
- Q.
- 特約や保険金額の設定以外で、三井ダイレクト損保のバイク保険の保険料が決まるポイントについて教えてください。
- A.
-
- ご契約のバイクの使用目的
- 主に運転される方の年齢
- バイクの用途・車種(総排気量・車種区分)
- ノンフリート等級・事故有係数適用期間
- 始期日時点における主に運転される方(記名被保険者)の運転免許証の色
- Q.
- 三井ダイレクト損保のバイク保険に加入しているが、自動車保険も加入したい場合、どこから手続きしたらいいですか?
- A.
-
2台目以降のご契約を「マイページ」からお手続きいただくと複数台割引が適用され、さらにお得になります。複数台割引について、詳しくはこちら
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