働く環境(社員の健康管理)
社長メッセージ(健康宣言)
持続的成長と企業価値向上を追い続ける世界トップ水準の保険・金融グループを創造するためには、社員一人ひとりの健康がなにより大切です。
三井ダイレクト損保で働く社員は、末永く自身の健康を保持し続けられるよう、健康増進に努めていきます。
また、三井ダイレクト損保は、社員一人ひとりが心身ともに健康で、いきいきと働ける環境づくりに積極的に取り組みます。
健康経営に取り組む目的
当社が所属するMS&ADインシュアランス グループは、2030年に目指す社会像を「レジリエントでサステナブルな社会」と掲げ、企業活動を通じて社会との共通価値を創造していくことを目指しています。
“人生100年時代”と言われる長寿社会を生きる我々一人ひとりが、末永く健康であり続けることは、「レジリエントでサステナブルな社会」を実現していくために大変重要なことであり、「ワーク」&「ライフ」両面で社員が健康を保持・増進できる環境づくりに積極的に取り組んでいくことが企業の社会的使命と考え、当社では以下のとおり社員の健康管理に取り組んでいます。
また、当社の経営ビジョン「持続的成長と企業価値向上を追い続ける世界トップ水準の保険・金融グループを創造します」を実現するためには、社員一人ひとりの健康がなにより大切です。
健康経営推進体制

主な取組みについて
- 1.定期健康診断、特定保健指導等による健康予防・チェック取組み
- 2.「運動習慣」・「健康な食生活」・「十分な睡眠」・「禁煙」を中心とした生活習慣改善による健康保持・増進
- 3.メンタルヘルス対策
- 4.労働時間の削減や計画的な有給休暇取得等の取組みにより、いきいき働ける環境を整備
- 5.社員の健康リテラシー向上を目的に、各種研修の実施
- 6.新型コロナウイルス等の感染症の予防・対策
01 生活習慣改善取組み
健康増進に効果的な「運動習慣」・「健康な食生活」・「十分な睡眠」・「禁煙」の4つを中心に、一人ひとりが自身の生活習慣を振り返り、健康増進に向けたより良い生活習慣を身に付けるため、情報提供を行っています。

生活習慣改善取組みの実施内容
運動習慣
運動への興味関心の向上と運動のきっかけづくりをとおして、運動習慣の浸透等を図っていきます。
健康な食生活
朝食の必要性等、健康管理における食生活の重要性を注意喚起するほか、事務所内の自動販売機に特定保健用飲料を導入しています。
十分な睡眠
質の悪い睡眠は日中のパフォーマンスの低下を招き、睡眠の質が大切であることから、労働時間の削減や計画的な休暇取得に取組んでいます。
禁煙
禁煙プログラム(アスキュア)を社員へ定期的に案内しています。また、2020年10月より「就業時間中は禁煙とするルール」を定め、「三次喫煙」による健康被害防止に取り組みます。
02 健康予防・チェック取組み
健康予防・チェック取組みとして、「健康診断時のフォローアップ」、「社員向けストレスチェックの定期実施」、「計画的な休暇取得推進」および血圧計等を設置し、日々の健康状態を可視化し、健康予防に取組んでいます。
①健康診断時のフォローアップ
健康診断の結果を踏まえて、産業医・産業看護職による保険指導を行いほか、その後の受診勧奨などのフォローアップを適宜実施しています。
健康診断 受診率 | |
---|---|
2023年度 | 100% |
2022年度 | 100% |
2021年度 | 100% |
定期健康診断後の精密検査受診率 | |
---|---|
2023年度 | 60.6% |
2022年度 | 63.5% |
2021年度 | 48.0% |
特定保健指導完了率 | |
---|---|
2023年度 | 82.4% |
2022年度 | 77.0% |
2021年度 | 71.1% |
②社員向けストレスチェックの定期実施
メンタル・ヘルス不調を未然に防止する仕組みとして、ストレスチェックを毎年実施し、社員から提供されたデータの分析結果もとに、より良い職場環境づくりに活用しています。
ストレスチェック 受検率 | |
---|---|
2023年度 | 93.8%(13.0%) |
2022年度 | 91.7%(16.3%) |
2021年度 | 92.2%(11.7%) |
括弧内は高ストレス者の割合を示す
③計画的な休暇取得推進
社員の心身をともにリフレッシュさせ、健康でいきいきと働くことができる環境を整備するため、計画的な休暇取得を推進しています。
一人当たり年間有給休暇取得日数 | 平均有給休暇取得率 (特別有給休暇含む) |
|
---|---|---|
2023年度 | 22.2日 | 70.7% |
2022年度 | 22.5日 | 70.9% |
2021年度 | 21.7日 | 68.6% |
④血圧計の設置
日々の健康管理の一環としてだけではなく、高血圧症(注)などの健康不安をもつ社員にとっては、毎日同じ時間帯に血圧を測ることで、予兆等を把握し、自身の健康管理に役立てることが期待できます。
- (注)高血圧は、「脳卒中」、「心筋梗塞」、「腎臓病」などの重大な病気を引き起こす可能性があります。
⑤その他問診項目の推移
適正体重維持率(注1) | 喫煙率 | 運動習慣者比率(注2) | 睡眠により十分な休養が取れている人 | 飲酒習慣者率(注3) | 血圧リスク者率(注4) | 血糖リスクと考えられる人の割合(注5) | 糖尿病管理不良者率(注6) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023年度 | 63.0% | 17.8% | 31.3% | 78.0% | 7.0% | 0.4% | 0.4% | 0.4% |
2022年度 | 65.1% | 16.4% | 32.6% | 77.1% | 7.4% | 0.8% | 0.6% | 1.3% |
2021年度 | 63.0% | 16.9% | 30.1% | 80.0% | 3.6% | 0.8% | 0.8% | 0.6% |
2020年度 | 62.7% | 17.2% | 27.7% | 82.4% | 7.7% | 0.8% | 0.4% | 0.8% |
- (注1)BMIが18.5~25未満の人
- (注2)1週間に2回、1回当たり30分以上の運動を実施している人の割合
- (注3)頻度が時々または毎日かつ飲酒日の1日当たりの飲酒量が清酒換算で2合以上の人の割合
- (注4)収縮期血圧 180 mmHg以上または拡張期血圧 110 mmHg以上の人の割合
- (注5)空腹時血糖が200mg/dl以上の人の割合
- (注6)HbA1cが8.0%以上の人の割合
⑥労働災害の発生件数
労働災害の発生件数 | |
---|---|
2023年度 | 0件 |
2022年度 | 0件 |
2021年度 | 0件 |
健康優良法人認定
優良な健康経営を実践している法人として当社の健康増進に関する取組みが評価され、2018年度の申請(健康経営優良法人2019)から6年連続で「健康経営優良法人」の認定を受けました。
「健康経営優良法人」は、経済産業省と日本健康会議が、上場企業に限らず大規模法人のうち保険者(健康保険組合等)と連携して優良な健康経営を実践している法人について認定するものです。
当社の社員が健康であることは、社員自身のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上のみならず、当社の経営理念の実現に欠かせない要素と考え、「健康経営」の実践を中期経営計画に明記し、社員一人ひとりの心身の健康を保持増進するため健康や安全に配慮した職場環境づくりを進めています。

健康経営の課題と効果検証
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パートナーシップ構築宣言
MS&ADインシュアランス グループでは、サプライチェーンの取引先と連携・共存共栄するためのパートナーシップを構築し、健康経営に関する取組も進めることを宣言しました。この宣言に基づき、当社を含むグループ会社全体で取組みを推進します。
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