三井ダイレクト

家計の無駄をなくす方法

収入が伸び悩む昨今、家計管理がますます重要に

新たな年を迎えると、良い1年にするための希望をあれこれ思いめぐらせる人が多いでしょう。
しかし、家計を取り巻く状況は年々厳しくなっているのが現実です。2010年に国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」を見ても、給与所得者の平均給与が 406万円と、前年発表の430万円から大幅に減少しています。もちろん平均値ですからすべての人に当てはまるわけではありませんが、収入が伸び悩む状況を肌で感じている人は少なくないでしょう。
しかも、可処分所得(収入−所得税・住民税・社会保険料)は、今後も減少が避けられません。公的年金保険料が2017年まで毎年アップすることが決まっており、税制改正の影響が今後出てくる層もあるからです。
自由に使えるお金が減っても、これからのライフプランにかかるお金は目白押し。家計管理術を身につけて、将来に備えることがますます重要になると言えます。

「お金の出入り」をきちんと把握

家計管理の基本は、わが家の「お金の出入り」をきちんと把握すること。
出入りの「入り」は、サラリーマンや公務員など給与所得者の家庭の場合、銀行に振り込まれるお給料から金額は把握しやすいと思います。
問題は「出」のほう。わが家の支出傾向がわからないと有効な対策が立てられないので、毎月どのような項目にいくらくらい使っているかをつかんでおきたいものです。
それには「家計簿」への記帳が有効です。 使った金額の数字を目にすることで家計のムダが実感できたり、集計データをもとに今後の家計推移をシミュレーションしたりできます。
ところが、毎年秋頃から書店に家計簿コーナーができ、いろいろなタイプの家計簿が山積みになるというのに、実際に家計簿をつけて活用しているという人には滅多に出会いません。きちんとつけようとするあまり、途中で挫折してしまうのではないでしょうか。1円単位で合わそうなどと考えず、大雑把でも続けることが大切です。

カンタンな収支把握方法

思い切って500円単位に数字を丸めて記帳するという手もあります。たとえば、支払いが720円だったら500円、850円だったら1000円といった具合です。日々1000円単位で残高が合えばOK。
大胆かもしれませんが、集計して支出の傾向を見るには十分です。また、収支の計算をするにもカンタン。500円単位は大雑把すぎると感じるなら、100円単位に丸めてもいいでしょう。
光熱費など口座引き落としになっている支出ですが、こちらも通帳で確認して丸めた数字を記入していきます。クレジットカードで引き落とされる金額も、何に使ったか確認して記入することを忘れずに。

支出項目からわが家のムダを見つけよう ポイント1 携帯・通信費 ポイント2 保険料