自動車保険“等級制度”まるわかり

自動車保険各社で次々と実施されている「等級制度改定」って何?三井ダイレクト損保でも今年度の事故の内容に応じて2014年4月から適用される(注)「等級制度改定」について、わかりやすくご説明します。(注)契約の状況によっては、2013年度中でも適用される場合があります。

教えて!「等級制度」って何? | 「等級制度」が改定されるとど〜なるの? 教えて!「等級制度」って何? 「等級制度」が改定されるとど〜なるの?

教えて!「等級制度」って何?

「等級制度(ノンフリート等級制度)」という言葉を聞いたことがありますか?あまり一般的な言葉ではありませんが、自動車保険やバイク保険の保険料を決める上では、とても重要な制度なんです。ここでは「等級制度」についてわかりやすくまとめました。

「等級制度」とは契約期間中の事故の有・無によって次年度の保険料の割引・割増率を決める制度です。

「等級」には、1等級から20等級までの20段階あります。1等級〜20等級 20段階

はじめて自動車保険に契約すると、6等級からスタートします。はじめての方は6等級からスタート ※一定の条件に該当する場合は7等級から始まります。

1年間、無事故なら次年度の等級が1等級アップします。反対に、事故を起こすと等級が下がります(事故の件数や種類によって等級の下がり方が異なります)。たとえば、1年間、無事故なら6等級 UP 次年度は7等級 1年のあいだに、1件事故を起こしてしまうと6等級 DOWN 次年度は3等級※ ※事故の内容により、異なります。

「等級」が高いほど、割引率も上がります。等級の数字が大きいほど割引率が高く、数字が小さいほど割引率が低くなります。 ※上記割増引率は2013年7月1日時点での2014年3月31日までの割増引率であり、変更となる場合があります。

「等級」は保険会社が変わっても、そのまま引き継がれます。 満期の際にA社からB社に契約保険会社を変更しても等級は引き継がれます。 A社19等級 次年度→ B社20等級 ※上記はA社の契約期間中で無事故だった場合。

三井ダイレクト損保の「等級制度改定」について 「等級制度」が改定されるとど〜なるの?

三井ダイレクト損保ではより公平な保険料負担を目指し、今年度の事故の内容に応じて2014年の4月から「等級制度改定(等級別料率制度の改定)」を適用します。(注)いままでと何がどのように変わるの?ここでは「等級制度改定」による変更点や「契約内容の見直し」のポイントなどをわかりやすくご案内します。(注)契約の状況によっては、2013年度中でも適用される場合があります。

事故のカウントルールの改定(「等級すえおき事故」の廃止) 2013年4月1日以降始期契約より適用されます。

ポイント1 事故のカウントルールが変わります

・「等級すえおき事故」を廃止し、「1等級ダウン事故」とします。※本改定に伴い、等級ダウン事故は、「3等級ダウン事故」、「1等級ダウン事故」となります。・継続前のご契約で3等級ダウン事故が生じた場合は継続契約の等級が事故1件につき3つ下がり、1等級ダウン事故が生じた場合は継続契約の等級が事故1件につき1つ下がります。

車両保険金のみをお支払いした事故(注1)| 窓ガラス破損 | 他物(注2)との衝突・接触、転覆、墜落による場合 | 上記以外 | 火災・盗難・落書・いたずら等 [改定前]等級すえおき(等級すえおき事故)→[改定後] 3等級ダウン(3等級ダウン事故)3down →[改定後] 1等級ダウン(1等級ダウン事故)1down 人身傷害保険金等のみをお支払いした事故 [改定前]ノーカウント(ノーカウント事故)→[改定後]ノーカウント(ノーカウント事故) 上記以外の事故 [改定前]3等級ダウン(カウント事故)→[改定後]3等級ダウン(3等級ダウン事故)

(注1)ドライバー保険においては車両保険がありませんので、該当しません。また、バイク保険においては、当社のバイク保険では車両保険はお引き受けしておりませんので、前契約が他の保険会社等において車両保険をセットしたバイク保険である場合のみ該当します。 (注2)自動車同士の衝突事故における相手自動車などをいい、飛来中・落下中の物を除きます。(飛来中・落下中の物との衝突・接触は、1等級ダウン扱となります。)

等級別割増引率の改定(「無事故」「事故有」の2区分化)2014年4月1日以降始期契約より適用されます。

ポイント2 「無事故」と「事故有」で割増引率が変わります。

従来は、事故の発生に関係なく、同じ等級であれば同じ割増引率であったため、「事故のなかったお客さま」の保険料負担が大きくなっていました。今回この不公平を見直し、より公平な保険料負担を目指して等級制度を改定します。たとえば、「10等級」の場合の割増引率で見てみると・・・

今までは 「前年事故有」の10等級(13等級から3等級ダウン)37%割引 = 「前年無事故」の10等級(9等級から1等級アップ)37%割引 事故のあり・なしに関係なく同じ割引率でした。

「等級制度」が改定されると 「前年事故有」の10等級(13等級から3等級ダウン)23%割引「事故有」割増引率 <「前年無事故」の10等級(9等級から1等級アップ)43%割引「無事故」割増引率 事故のあり・なしで割引率が変わります。

ポイント3 事故があった場合、継続契約は「事故有」の割増引率が適用されます。

たとえば、「10等級」で「3等級ダウン事故」があった場合 継続契約7等級の割増引率の比較 今までは23%割引→「等級制度」が改定されると20%割引「事故有」割増引率

【継続契約の等級別割増引率】「無事故」の割増引率は、等級がアップしても割引率が縮小することがないように、2014年4月〜、2015年4月〜、2016年4月〜と段階的に変更します。

※1等級〜6等級(F)は、「無事故」の割増引率と「事故有」の割増引率が同じです。※ドライバー保険については、6等級の場合は6等級(F)の割増引率、7等級の場合は7等級(F)の割増引率をご参照ください。※2013年4月1日以降始期契約で3等級ダウン事故または1等級ダウン事故があった場合で、その契約を保険期間の中途で解約・解除して新たにご契約するとき等は、2014年3月31日以前始期契約であっても「事故有」の割増引率を適用する等、上記と異なる取扱いとなるケースがあります。また、ご契約の満期日、解約日または解除日の翌日から8日以上13ヶ月以内の日を始期日とする継続契約がある場合等は、継続前のご契約の等級は引き継がずに事故有係数適用期間のみ引き継ぐケースがあります。

ポイント4 「事故有係数適用期間」が適用されます。

事故有係数適用期間 = 「事故有」割増引率が適用される期間 ・上限は6年、下限は0年となります。・0年の場合は「無事故」割増引率を適用します。(注1)(注2)・事故有係数適用期間が1年以上の場合は、前契約には事故がなくても「事故有」の割増引率をその期間(年数)適用し、その後、「無事故」の割増引率に戻ります。(注3)

ケース1 「20等級」の契約で、1年目に「3等級ダウン事故」があった場合 「事故有係数適用期間」を3年間適用後、「無事故」の割増引率に戻ります。

ケース2 「15等級」の契約で、1年目に「3等級ダウン事故」があった後に、4年目にも再度「1等級ダウン事故」があった場合 2年目・3年目は事故がなかったため「事故有係数適用期間」は1年ずつ減りましたが、4年目に再度1等級ダウン事故があったため、翌年5年目には「事故有係数適用期間」が1年に延びています。5年目は事故がなかったため6年目に「無事故」の割増引率に戻ります。

「事故有係数適用期間」の算出の仕方 1年経過するごとに前年の事故有係数適用期間から1を引きます。上限は6年、下限は0年となります。

(注1)前契約に3等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「3年」、1等級ダウン事故が生じた場合は事故件数1件につき「1年」、前契約の事故有係数適用期間が増えます。(ノーカウント事故の場合は、事故有係数適用期間は増えません。)したがって、「事故有」の割増引率を適用している契約に事故があった場合は、その分、継続契約の「事故有係数適用期間」が長くなります。(注2)2013年4月1日以降始期契約より、各契約に対し事故有係数適用期間が設定され、当初は0年となります。(注3)保険期間を満了するごとに、事故の有無にかかわらず、前契約の事故有係数適用期間から「1年」減ります。(ただし、前契約の事故有係数適用期間が「0年」の場合は減りません。)

番外編 〜等級制度改定契約内容の見直し〜 等級制度改定があるのは分かったけど、契約内容はこれまでと同じでいいのかなぁ?

車両保険をご契約されているお客さまへ 免責金額をご確認ください。

等級制度改定に伴い、たとえば事故で車両保険を使うと、3年間の「事故有」割増引率が適用されます。もしかしたら、事故で受け取った保険金よりも3年間に支払った保険料の方が高額になってしまうなんてケースがあるかもしれません。「保険を使わない方が良かった!」「保険を使わない場合も考えて契約条件を決めておけば良かった!」なんて後悔をする前にご契約内容を見直してみてはどうでしょうか?

たとえば 2013年度中に、保険料50,000円、10等級の契約で3等級ダウン事故を起こしたとすると・・・。その後5年間での保険料の差額が約75,000円にも!!

なるほど!保険は使うとその後の年の保険料が高くなっちゃうから、そのことも考えた上で契約内容を見直してみよう。

※保険料はすべて2013年7月1日時点の概算の保険料で実際の保険料ではありません。※保険料はすべてインターネット契約割引3,000円を適用しています。※一部の特約については上記割増引率が適用されないほか、実際にご契約いただくお客さまの保険料は、上記割増引率に加え、その他の要素により算出されます。

ファイナンシャルプランナー清水香氏による家計から見た等級制度改定対応コラムはこちらから ファイナンシャルプランナー清水香氏による家計から見た等級制度改定対応コラムはこちらから