カーライフにおける平成27年度税制改革の影響は?

INDEX

特集1 自動車の税制はこのように変わっていきます 特集2 免税になる軽自動車はこちらです

特集1 自動車の税制はこのように変わっていきます

1.今回の税制改正について

車に関わる税金というと、毎年納付する「自動車税」が真っ先に思い浮かぶと思いますが、そのほかにも車を購入するときに必要になる「自動車取得税」、新規登録、および継続車検のときに納める「重量税」などがあります。
今回の税制改革ではこれらすべてに渡って見直しが図られます。
今回は自動車税の見直しの全体像を確認してみましょう。

車体課税見直しのスケジュール

車に関わる税金は消費税とも関わりがあります。消費税が8%になったときは、それと同時に「平成22年度の燃費基準を満たした車」に関して、購入時の納税者の負担を軽減するため、自動車取得税率の引き下げが行われました。

現時点ではまだ未決定の部分がある税制改革ですが、はっきりしているのは環境負荷が低い車に関して、今後も税制面で優遇されるという方針です。本来なら2013年度末で期限切れの「グリーン化特例」が、対象車にクリーンディーゼル車を追加するなど、基準の切り替えなどを行ったうえで2年間の延長となったことは、この方針に沿ったものと言えるでしょう。

出典:総務省第11回自動車関係税制のあり方に関する検討会

2.2015年4月から軽自動車税はこう変わります

軽自動車税の変更内容は、2015年4月以降に「新車」で購入する「自家用」の軽自動車は、現行の「7,200円」の税額に対して1.5倍となる「10,800円」の税額に増税となります。しかし、増税だけでなく、グリーン化特例という、いわゆるグリーン減税は対象車種が増やされ、2年間延長されています。

2015年4月以降に新車で購入した軽自動車の税額
2015年4月以降に新車で購入した軽自動車の税額 図

※税額がさらに上がる軽自動車もあります

また、今回の税制改革では「新車で登録された年から13年以上経過した軽自動車」は、さらに増額されることも決まっていて、2016年度から税額が20%アップとなります。これは排出ガス基準が古く、燃費も今ほどの数値ではない旧型車から、環境に対する負荷が低い新型車への乗り替えをうながす狙いがあるようです。

新車登録から13年以上経過した軽自動車の税額(2016年度から適用)
新車登録から13年以上経過した軽自動車の税額(2016年度から適用) 図

出典:総務省第11回自動車関係税制のあり方に関する検討会

詳しくは、今後の税制改正動向をご確認ください。

特集2 免税になる軽自動車はこちらです

排気量の小さいエンジンを積む軽自動車はもともと燃費がよいのですが、とくに燃費性能が高い車は日常的な燃料費が抑えられるだけでなく、「エコカー減税」の制度によって税制面で優遇されるというメリットもあります。

この「エコカー減税」の対象になるためには、国土交通省が定めた排出ガスと燃費の基準をクリアすることが必要です。その基準については多少複雑な内容になっていますが、ユーザー側ならば「どれが対象車なのか?」がわかればそれで十分です。簡単な見極め方法としては、車のリアウインドーに貼られているステッカーを見ることが挙げられます。

このステッカーには、排出ガス基準の達成レベルを☆の数で表したものと、燃費基準をどれだけクリアしているのかを表す2種類があります。

「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」を表すステッカー
「平成27年度燃費基準+20%達成車」を表すステッカー

現在発売されている軽自動車では4つのランクの「エコカー減税」があります。


実際に購入をご希望の車がどのランクのエコカー減税に適合するかについては、販売店などの担当者にご確認いただきますようお願いします。また、ここでは「自動車取得税」と「自動車重量税」が免税になる軽自動車について、メーカー別にピックアップしてご紹介いたしますので、参考になさってください。

自動車メーカー別のおもな免税対応の軽自動車(グレードによっては対応しない場合もあります)

ワゴンR/SUZUKI

ワゴンR 外観 ワゴンR 内装

ミライ―ス/DAIHATSU

ミライース 外観 ミライース 内装

デイズ/NISSAN

デイズ 外観 デイズ 内装

N-BOX/HONDA

N-BOX 外観 N-BOX 内装

※2014年11月現在の情報です。